ギャップが激しい

かに座のAB型男性は、個人の能力も、人間関係においても、「なんでも無難にまとまっている」と言った印象を受けます。

一見すると「クールな秀才」と言った感じの人です。

しかし、その内面はかなり偏った性格であることが多いのです。

思ったよりも「自分が最適だと思うアプローチ」では効果が出ないところがあります。

 

①一人の時間を大事にする

かに座AB型の男性は、かに座の特性として集団主義的です。

AB型の特性として、物事をキッチリと割り切ることが出来るので、人付き合いを無難にこなします。

しかし本来、内向的なところがあり、人に深く踏み込まれるのをとても嫌がる人が多いです。

例えば、学校や職場では普通に一緒に冗談を言い合ったり、一緒に行動しようと率先して動きます。

しかし、プライベートでも同じノリで相手を突き合わせると、笑顔の裏で「めんどくさいやつだな」とか「いやだなぁ」と思われたりすることもあります。

これは、かに座AB型の男性が、自分の興味のあるものにだけ没頭するような傾向があるからです。

自分の没頭したいもののために、人間関係にも気を使っていることが多いから、相手の公私の「公」の部分で見せる社交的な部分に合わせて距離を詰めようとすると、失敗するのです。

そうした内向的な一人の時間を何よりも大事にしていると言うところを理解し、相手のしたいことの時間を優先してあげる姿勢が大事です。

 

②実は、アツい人

かに座AB型の男性は、かに座、AB型ともに自分の世界と言うものを強く明確に持っている人が多いです。

他人と言わず、世の中そのものに対して冷めていることから、一見するとクールな印象を人に与える人が多いです

また、そうしたクールな印象を相手に与えようと振舞うところがある人です。

しかし本来は、かに座としても、AB型としても、高い直観力、感性がウリでもあり、本当は感覚や感情で物を考えていることが多いのです。

実は、内心ではクールとは逆でアツイ人が多いのです。

例えば、スマートな印象を受けるのに、精神根性論や感情に訴えかけてくるようなことが好きであったり、複雑なものや高度なものを好みそうに見えるのに、遠まわしな表現よりも分かりやすくシンプルなものを好みます。

そのため、クールなタイプの相手のことは、恋愛対象にはならないと言う人や、感情表現が豊かでないという人のことを「なんとなく」好きになれないと言う人が多いのです。

もし、かに座AB型の男性に好かれたいなら、そうした感性や感情への理解と肯定をするようにするのが良いでしょう。

 

③安定を好む

かに座AB型の男性は直観力が強く、自分のことを誰よりも信じていると言う人が多いです。

一見すると大胆で革新的な人が多いように見えるのですが、実際のところはその逆で不確実なものを嫌うところが強い安定志向なのです。

故に、警戒心はとても強く、変化と言うものを好まない人が多くて、現状を維持するための行動を優先して取ります。

また、発展・成長させるための行動に関しては後手に回ることも多いです。

そして、この姿勢をとるところが恋愛においても「待ち」の姿勢を取ると言う形で現れます。

例えば、友人や幼馴染などを好きになった時、かに座AB型の男性は、その安定志向から今ある関係を壊すと言う危険性を気にします。

自分の気持ちを悟られないようにしたり、自分の好意を知ったことで相手が自分のことをどう思うか分からないと、自分からのアプローチを控えめにしたりするのです。

相手に不安を抱かせないために、明確な相手への好意を伝えることが、かに座AB型の男性の安心感を誘うことになり、相手からの好意を引き出すための行為になるのです。

もちろんこの好意を伝える方法と言うのは出来るだけ素直でシンプルな方が好ましいです。

警戒心の強い相手と言うのに思わせぶりな態度は、相手との距離を作らせます。

相手への好意を素直でシンプルに分かりやすく伝えるのは、ちょっと恥ずかしいかもしれませんが、これが出来ないとすれ違う可能性があると言うことも覚えておいて欲しいです。

 

④ギャップが激しい

かに座のAB型男性は、かに座、AB型の特性ともに拘りが強いタイプです。

何か一つのことを常に全力投球する人が多いので、恋人が出来ると普段、人に見せているクールな感じの態度や雰囲気とはガラリと変わります。

これはAB型に多い特徴で、もともと自分以外の人に冷たい分、自分の理解者に対しては相当に甘くなりがちになるのです。

またかに座に多い、無意識に人に順序をつけて自分より「下」と思った相手にはとことん甘くなる特性があるからです。

故に、かに座AB型は、結構強烈なギャップを感じることがあります。

そして、相手にべったりになることこそが、かに座AB型の男性の喜びになるようにもなって行きます。

相手にこちらが合わせてあげられるような人であると、それとなく相手に伝えておくことが重要です。

仕事や部活で、融通が利かない人や、プライベートは出来るだけ一人で過ごしたい。と言う人に対しては無意識のうちに「多分合わないな」と、かに座AB型の男性に思われてしまうからです。

実際のところ社会人にもなったら、「あんまり一人で過ごすのが得意じゃない」とか「休みの時は暇で何していいのか分からない」なんていってみたり、実際に相手からのアクションにはできるだけ答えるようにしてあげると好感度が上がりやすいです。

 

⑤恋愛は難しいところアリ

かに座AB型の男性の恋愛傾向として最も近しい理想像を挙げるのならば「面倒見の良い先輩」のような女性です。

・相手のしたいことの時間を優先してあげる

・感情や感性を理解し肯定する姿勢

・分かりやすい形で好意を伝える

・相手の都合に合わせてあげられることのアピール

これらをまとめて言うならば、

「自分のことを理解し支えてくれる先輩」

先輩としている一番の理由は、かに座AB型の男性がプライドが高い人が多いからです。

はっきりと相手が上の人過ぎると、それに甘えにくいところが出てくる理由もあります。

そんなに離れていないけれども、面倒をみられても仕方がないと思えるようなところが大事になってきます。

かに座AB型の男性との恋愛は難しいところがあります。

 

⑥かに座AB型男性と相性がいい人は?

かに座AB型と相性が良いのは、家庭的で優しい人、品がある人、穏やかで甘えられる人、言葉を大切にできる人です。

相性が良いのは、うお座AB型の女性です。

うお座AB型は、情に厚く献身的です。

駆け引きされることが嫌いな、かに座AB型は、下心なく穏やかに人と接する、うお座AB型に心を開きやすいでしょう。

また、かに座AB型は自分のことをあまり表に出しませんが、うお座AB型はとてもカンが鋭く、感受性も豊かで、人の変化に敏感です。

そのため、他の人では気付かないような、かに座AB型の心の変化に気付き、そっと手を差し伸べることができて、とても甘えやすく心地の良い関係になれるでしょう。

お互いに恋人のことを一途に思い、相手に尽くします。

感覚が似ているため、言葉にしなくてもわかりあえ、その上で相手を思いやることができます。

一緒に居心地の良い安心できる関係を築き、その関係をベースにお互いの世界を広げていけるとてもよい相性です。

 

⑦かに座AB型男性と相性が悪い人は?

相性が良くないのは、おひつじ座O型の女性です。

おひつじ座O型は負けず嫌いな自信家で、正義感が強く、頼りになる姉さんタイプです。

ぐいぐいと自分の思いを前に出し、自己主張が強く、そして短気なところがあります。

かに座AB型男性からすると、コロコロ気分が変わり、主張が強すぎるため、心落ち着けません。

また、好きな人には尽くしたい、かに座AB型ですが、自立心が強く甘えベタな、おひつじ座O型は、護ってあげたい・尽くしたいという思いになりにくい相手でしょう。

価値観が違い何かと合わないことが多く、恋人関係になれたとしても、なかなか良い関係を続けることが難しい相性です。