風水でも8は縁起がいい数字といわれる
中国が発祥といわれる風水でも8はとても縁起がいいといわれています。風水では八角形は陰の四角形と陽の円形の中間に位置するといわれていますよね。そのため風水でも八の数字が入った八角形が宇宙観を表現するものとして大切にされています。また八卦では、八つの方向に気を配ると家や家庭が円満になるともいわれているとか。
キリスト教圏でも8は縁起がいいといわれる
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キリスト教圏でも8という数字は縁起がいいといわれています。それは聖書にあるキリストの復活と関係があるとか。ここではキリスト教圏においても数字の8は縁起がいいといわれているわけを解説しましょう。
ノアの箱舟に乗った人数は8人
旧約聖書に記載されている「創世記」の中にあるノアの箱舟の物語。神様が起こした大洪水から生き残るために作ったノアが神様に言われて作ったノアの箱舟。そのなかにはノアの家族8人と地球上の生き物ひとつがいが乗っていました。ここで注目されるのは箱舟に乗ったノアの家族が8人だったということ。このことから西洋でも古くから8という数字は縁起がいいといわれていたといえるでしょう。
キリストが8日目に復活したから
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聖書にある「キリストの復活」。キリストは死後8日目で復活したとされています。そのため8という数字は復活や始まりを意味するとか。ちなみに7という数字は「完結」を表すとされています。西洋では8とともに7も縁起がいい数字といわれているそうですよ。
また、礼拝堂や教会等のキリストに祈りをささげるさまざまな施設では八角形の建物が多くみられるそうですよ。キリストをギリシャ語で表記すると8文字になるとか。音楽ではオクターブを表しますよね。キリスト教圏の人々にとっても8という数字はとても縁起がいいと考えられているといえるでしょう。
西洋では不吉な数字ともいわれる
日本や海外でもその多くはとても縁起がいいといわれている8という数字。じつは西欧の一部の地域では「8」という数字は縁起が悪いとされているとか。やはりキリスト教徒関係あるといえるのですが、悪魔の使いや化身といわれているタコの足が8本だからとか。同じようにキリスト教に関係しているにもかかわらず8という数字を不吉とする考え方があることは意外でした。
縁起のいい数字の8を取り入れて末広がりの幸運を手に入れよう
8という数字はキリスト教だけではなく仏教においても縁起がいいといわれています。じつはお釈迦様が亡くなったのは4月8日。お釈迦様が亡くなった後その骨を8つに分けて近隣の8つの王国に分骨したとか。これはお釈迦様の教えが八方に広がるようにながったためといわれています。8という数字は日本だけではなく中国やキリスト教圏などの海外でもでも縁起がいいとされるといえる数字ですね。私たちも8という数字の縁起にあやかることができるように8という数字を日常の生活の中に取り入れてみましょう。あなたの電話番号や車のナンバープレートなどに8という数字があるのなら、あなたに幸運が訪れるかもしれませんよ。