そこで今回の記事では、このクレアコグニザンスについてスピリチュアリストの筆者が解説していきましょう。
ライター/myuza
九州出身、神奈川在住の男性です。 20年以上、スピリチュアル分野に関心を持ち、多くのスピリチュアリストの方々と交流をして、精神世界探訪をしております。 つたない経験ですが、人生に悩まれている方々の参考になるような情報をご提供させていただきたいと思っています。
霊知・クレアコグニザンスとは何?
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スピリチュアルの世界では、霊知、別名クレアコグニザンスが四大超能力の1つとして認識されるようになりました。この霊知・クレアコグニザンスとは、ある物事について何の予備知識や情報も持ち合わせていないのに、よく知っているという特殊な能力のことを指しています。
一見すると前世の記憶が活かされているように思いがちですが、突然インスピレーションが働き、高次元的な存在からメッセージを受け取ることのできる力です。まさに人が持つ感覚を超えた能力と言っていいでしょう。
しかし、その能力のレベルは人によってさまざまであり、開発された状況によって正確に言い切ることができる知識と何となくおぼろげながらにぼんやりと把握しているレベルまであるのです。
クレアコグニザンスの意味
最近になって知られるようになったクレアコグニザンスは実は17世紀に命名されたもの。元々はフランス語が語源となっており、透明な知識、いわゆる透知能力と訳されています。他の人と比べて能力者は気づく感覚が鋭くて、スピリチュアル的な世界からのメッセージを受け取りやすくなっているのです。
とは言うものの、クレアコグニザンスの能力は他者から授かるものではありません。本来、この能力は潜在的に人の中に隠れているのです。
霊感・霊視・霊聴・霊知と呼ばれる4つのクレア
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前章で四大超能力という言葉が出ましたが、超能力には4つの種類のクレアが付く能力があります。本記事のテーマであるクレアコグニザンス(霊知)に加え、霊感・霊視・霊聴というもの。これらの能力はどのようなものなのでしょうか?
1.クレアボヤンス:霊視
1つはクレアボヤンス。いわゆる霊視、あるいは透視と呼ばれる能力で、肉眼では確認することができないものを見ることができる力。霊を見ることはもちろんのこと、オーラが見えたり、ESPカードのように裏返しになっているカードの図形や数を見ることができる力もクレアボヤンスの類いになるでしょう。しかし、このクレアボヤンスは心の眼で見ると言ってもいいかもしれません。
ここで言う心の眼とは頭の中に浮かんでくるビジョンのこと。日々の生活の中でも昨日やっていたことを思い出そうとする時や自分の家の部屋の中を思い浮かべる時には、心の眼を使って見ようとします。これもまた心の眼で見るクレアボヤンスなのですが、心の眼が覚醒していくと、数多くの情報を視覚という形で受け止めることができるようになるのです。
2.クレアオーディエンス:霊聴
2つ目の能力は、クレアオーディエンスという能力で、普通では聴こえるはずのない声を聴く能力のことで、別名・霊聴とも呼ばれています。時にはお告げを聴くという表現が使われることも。
但し、この聴こえないはずの声をはっきり聴くことができるクレアオーディエンスを持つ霊能者はそんなに多くはありません。しかし、後述するクレアセンシェンスやクレアコグニザンスの性質も加味されたテレパシーに近い感覚なのかもしれませんね。
3.クレアセンシェンス:霊感
3つ目はクレアセンシェンスという能力ですが、一般的には霊感として知られています。直感的な感覚で表されることもありますが、未来予知としてこの能力が発揮されることも。
クレアセンシェンスは、感じることが大きな特徴で、直感的なものであったり、予感や胸騒ぎなどのような感覚に近いものかもしれません。
実際に体感するケースもあるのですが、遠くにいる人に意識をフォーカスしてみると、「どうも元気がないみたいだ」「何か悩んでいるように感じる」というようなあまり良くない予感がしたり、逆に上手く物事が進みそうになったり。このように感じた感覚は正確な状態をキャッチすることができるのです。
4.クレアコグニザンス:霊知
4つ目の能力が今回のクレアコグニザンスであり、物事が明確に分かったり、確信が持てるのです。なぜか知っている状態であり、ある意味論理的でさえあります。前述のクレアセンシェンスの直感的な感覚で「何となくそんな感じがする」というようなのとは相違点と言ってもいいかもしれません。
例えば、あなたが初めて会った人がどのような仕事をしているのかや、プライベートなことまで一瞬にして理解することができるのです。また、自分は専門的な知識を持っていないのに、故障した機械をどのように修理すればいいのかなども明確に分かることもクレアコグニザンスの能力と言っていいでしょう。