3.魂を成長させるため
3つ目は魂を成長させるためにこの世に生まれてくるということ。前章でも説明しましたが、魂が成長していくと次元上昇して高次元の世界に昇ることになります。魂を成長させることは、高次元の存在から与えられた使命でもあり、多次元の世界である5次元以上の意識世界、すなわち高次元に進むための修行でもあるわけです。そのため魂は次元上昇するために必要な経験を生きている間に蓄積できていないと、再び人間として生まれてくる必要があります。
4.宇宙エネルギーとの一体化のため
4つ目は宇宙エネルギーを一体化するために、この世に生まれてくるという考え。宇宙は神と呼ぶこともできるでしょう。宇宙は常に拡大していて愛と感謝のエネルギーで満たされているのですが、私たち人間も愛と感謝のエネルギーで宇宙を支える使命を持っているのですが、そのために人間に生まれたと考えられています。
ここで大切なことは何事もなく生きていけることに感謝する心を持つこと。日常生活の中で普通に生きていると、それが当たり前と思ってしまうのですが、例えば空気に例えて考えてみると、分かることと思います。空気がなければ人は生きることができませんが、だからと言って空気に感謝する機会はほとんどありませんね。この当たり前であることがなくなった時に愛と感謝のエネルギーの尊さを認識することができるのです。
高次元は常に人間を見守っている
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「人間がどうして生まれてきたのか?」と問われると、ここまでお話してきたように魂が人間という肉体の中に宿り現世で生き抜いていくことで、過去世で積み残してきたカルマを昇華することが目的と言っていいでしょう。
そのため高次元の存在は私たち人間をさらに成長させるために、見守ってくれていることを忘れてはなりません。
アセンションすることが人間の努め
そして、私たちの最終目標はカルマを完全に昇華してアセンションすること。これこそ現実社会に生きている私たちの努めと言ってもいいのではないでしょうか?
近年、スピリチュアルな世界では地球の次元上昇の時代に入っていると言われてきました。この次元上昇(アセンション)とともに人間も魂をアセンションさせて、高次元の世界にシフトしていくことが求められているのです。
人間として生まれた使命を理解することが大切
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私たちは人間として生まれてきた理由を理解することが大切です。これは「生まれた理由」というよりは「生まれた使命」と言った方が正しいかもしれません。何度もお話してきましたが、この世に生まれてきた使命とは、カルマを昇華して魂を成長させること。このことをしっかりと認識しておく必要があるのです。
ハイヤーセルフとのリンクで今世の使命が見えてくる
現世に生まれてきた使命を知ることはできるのでしょうか?使命を知るということは前世から持ちこしてきたカルマのことを理解することでもあるのですが、ハイヤーセルフ(=潜在意識=魂)と繋がることで知ることができます。
瞑想の中で自己内観を続けていきハイヤーセルフとチャネリングすることができるようになるので、ここで今世の使命が見えてくるのです。