4.インド:世界の救世主
インドでは世界の救世主としてみられてきました。インドの伝説では次のような話があります。神々が魔の呪いから解放されるために不老不死の薬を作ろうとしたのですが、薬を作るためには、山で海をかき混ぜなければなりません。
しかし、強く海をかき混ぜてしまったため海の底に穴ができてしまったのです。その時インド神の1人であるヴィシュヌ神が亀の姿になって海を守ったのでした。
この神話が古代のインド世界観を作り、巨大な亀の甲羅に4頭の象が乗って象が半球状の大地を支えているというもの。この姿から、世界は亀の上にあると考えられており、まさに世界の救世主というわけですね。
亀は運気を読む生き物
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亀は運気を読む生き物とも言われてきました。一体どのようなことが起因しているのでしょうか?日本では塩椎神(しおつちのかみ)という亀の姿をした神がいましたが、海の神でもあり潮の満ち引きを司っていました。
古事記や日本書紀では人々を導く神として登場していますが、潮の流れを読むことは大漁を意味しており、漁師にとってはまさに運気を読むこと。このことから亀は運気を読んで不運を避ける存在として祀られてきたのです。
1.豊かな象徴でもある亀
豊かな象徴としての意味も持つ亀。元々がウミガメに由来しており、1度にたくさんの卵を産むために子孫繁栄の意味合いがありました。多くの卵を産むことは、豊穣という意味合いもあり、子供がたくさんいることで、豊かさをもたらすわけです。
2.幸運を運んでくれる存在
亀には幸運を運んでくる存在としても尊い存在。先ほどもお話しましたが、ハワイでホヌと呼ばれてきたウミガメも豊かさをもたらす生き物であり、豊かさが全ての幸運を引き寄せるということに繋がってきたのです。
3.亀を見たなら幸運を運んでくれると思っていい
亀は古くから縁起物として珍重されてきました。そんな亀を実際に見た時は良いことが訪れる感じを覚えるかもしれません。この幸運とは金運・仕事運の上昇だけでなく、健康運・恋愛運まで含めてさまざまなことがプラスの方向に向かっていくというもの。
あなたの直感に従って行動を起こしてみてください。そうすることで大きく人生の流れが好転していくことになります。