5.好きだった数字をよく目にする
奥さまが縁起かつぎでこだわっていた数字など故人にまつわる数字を目にする機会が多くなった時も彼女の魂が近くにおり、死を受け入れきれていないと思われます。遺族の前で非常に重要性を帯びた数字が突然、いろいろなところに現れるようになってくると妻の魂が何かしらのメッセージを送っているのかもしれません。
ふと手元にあったスマホの時計表示の時刻であったり、買い物をして清算のレシートの金額などでも偶然とは思えない数字が目に飛び込んできた場合は、亡くなった妻のことを受け入れきれていないと思われるのです。
1.死別後:喪失感
妻と死別して間もない頃は、愛する人の死について冷静な気持ちを保つことはかなり難しいでしょう。亡くなった喪失感に襲われたり、パニックになることも珍しいことではありません。亡くなったという現実を受け止められない状態なのです。
この世に最愛の妻がすでにいないというショックから涙やため息が止まらず、昔の懐かしい記憶ばかり蘇ってくるのではないでしょうか?
妻の死を受け入れられずに、まだ近くにいるかのように考えてしまうのでしょう。
2.自責期:心を閉ざす
時間の経過とともに妻がこの世を去ったという現実を理解するようになってきます。亡くなったことを実感し始めることで、故人のことをよく考えるようになっていき、妻との時間をもっと大切にすればよかったと自分を責めていくことも。無気力になってしまったり、疲労感がでてみたりと、彼女のことを思い出す度に気持ちが塞ぎ込んでしまうのです。
3.回復期:新たな心の動き
自責期を過ぎていくと、やっと心が落ち着きを見てきて、周りのことに関心を持つことができるようになってきます。ここでやっと新たな人間関係を作ろうと人とのコミュニケーションを取ることができるようになってくるのです。
しかし、無理矢理に立ち直ろうと焦る必要はありません。自分のペースでゆっくりと回復していくことが大切です。
筆者の考え:家族の死は辛いが魂は生きる
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筆者の妻は今日も元気に仕事やプライベートで生活を謳歌しています。しかし、家族の死という意味ではこの数年の間に実母・実父の死を経験しました。
何れは親の死に遭うことは分かっていましたが、悲しさ・寂しさを否定することはできません。とは言うものの、スピリチュアルの世界を知るようになり魂が永遠な存在ということが分かっているので、今でも霊界で元気にしていると思っています。