1.気持ち悪いという感覚
このような強い拒絶感になる前に「気持ち悪い」という感覚があるのですが、その感覚は「思考的な気持ち悪さ」「感覚的な気持ち悪さ」「理由のない気持ち悪さ」に大別することができます。生理的に無理な人のことを分析するためには、この3つの観点から考えていく必要がありそうです。
2.思考的に生理的に無理な人
「思考的な気持ち悪さ」とは、頭の中で相手のことを気持ち悪いと認識すること。人間は脳の中で色々なルールや条件に当てはめて人に対する価値観を決めてしまうきらいがありますが、顔が不細工な人であったり、世間から孤立している人・危険人物に見える人などさまざまな印象を抱くものです。
この時の思考パターンは数えきれないほどの数がありますが、自分の脳内で分類された価値観によって気持ち悪い人と判断します。
3.感覚的に生理的に無理な人
生理的に無理な人を識別するパターンの中には感覚的な感情で相手を拒絶することもあるでしょう。本能的に拒むケースや肉体的に拒絶反応を示すことも。特に自分の身に危険が迫ってくる場合や先が見えない未知の世界に対する不安感から、相手を気持ち悪いと感じるのです。
ある種の防衛本能が働くことになるわけですが、先天的に拒絶反応が起こり、極端なケースだと、病原菌扱いまでするようなことも考えられます。そのために近づくことはおろか、視野に入れることや声を聞きたくないという拒絶感にまで発展していき、危険な印象さえ覚えてしまうのです。
生理的に無理な人と感じることには他にも理由がある?
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生理的に無理な人と感じることには、前述のようなことが考えられるのですが、他にも考えられる理由があるのでしょうか?
1.拒絶することは愛の反対の心理?
生理的に無理な人と感じる理由の中に愛の反対の心理という側面が考えられることがあります。気持ち悪いということは、ある種の恐怖心を感じていると言ってもいいかもしれません。恐怖は怖いという思いだけでなく拒否することも含まれている一方で、自らの愛に反した気持ちの表れだという受け止め方もできるかもしれません。
気持ち悪い相手だと思っても、その理由を自分自身で知りたくなる心理が働いているわけですが、その感情が自己理解を深めるための探求心や興味心に向かっていくのです。
2.波動で嫌になることもある?
また、波動的に嫌になるケースも考えられます。このことは前項で示した波長が合わないということと同じ解釈になりますが、身体から発するエネルギーが人の心身・精神・心理に大きな影響を与えてしまうのです。
その波動が自分とあまりにも反共鳴するのであれば、相手を危険人物として認識することでしょう。