5月頃になると、ツバメをよく目にすることが多くなります。その近くには巣があり、可愛いツバメの赤ちゃんの声が聞こえて思わず心が癒されることも。実はこのツバメの巣にもスピリチュアル的な意味があるのです。
そこで今回の記事では、ツバメの巣が持つ意味について、スピリチュアリストの筆者が解説してまいります。

ライター/myuza

九州出身、神奈川在住の男性です。 20年以上、スピリチュアル分野に関心を持ち、多くのスピリチュアリストの方々と交流をして、精神世界探訪をしております。 つたない経験ですが、人生に悩まれている方々の参考になるような情報をご提供させていただきたいと思っています。

どうしてツバメの巣は縁起がいいの?

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ツバメの巣を見た時、直感的に何となく縁起がいいなと思われる人は勘の鋭い人かもしれません。何故ならツバメの巣はスピリチュアル的に見て縁起がいいとされているためです。

では、どのような意味でそのような解釈ができるのでしょうか?

1.快適な場所に巣を作るから

1つはツバメが快適な場所に巣を作るという習性が起因しているかもしれません。彼らは渡り鳥のために環境の良い場所をよく知っています。特に子育てにベストなロケーションを見つけたなら、恵まれた環境だと言ってもいいでしょう。

ツバメは、外敵から子供を守るために人通りの多い賑やかな所に巣を作ると言われていますが、ジメジメした暗い場所を避ける傾向があります。そのためツバメの巣がある場所は、居心地の良い環境なのです。

2.風水的に巣の場所は縁起がいいから

2つ目に挙げられるのは、ツバメが巣を作る場所は、 風水的に良い気が流れているという点。別の言い方をすると鬼門には巣を作らないとも言えます。ツバメは本能的に風通しが良くて湿気の少ない家のことを理解することができるために、風水での良し悪しと合致しているのです。

気だけでなく水の流れや方角なども含めて吉凶を判断する風水だけに、自然の流れを察知できるツバメが決めた巣の場所は縁起がいいというわけですね。

幸運の象徴であるツバメの巣の4つの特徴

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幸運の象徴として見られてきたツバメの巣ですが、ツバメは鬼門の方角にある場所に巣を作ることがありません。日本人は古くから鬼門から災いが訪れる方角のために、家を建てる時に鬼門にあたる場所を避けてきました。

このようなことからも幸運の象徴とされてきたのですが、この他にも4つの特徴があったのです。

1.優しい人がいる所に巣を作る

1つは優しい人がいる所に巣を作るという点。優しい人は動物の巣にイタズラしたり撤去してしまうようなことはしません。そのためにツバメが巣を作ったのは、そこに住んでいる人が優しい性格の持ち主だと解釈することができるのです。

優しい人がいる所には、やはり同じく優しい人々が集まってきますが、これは良好な人間関係が生まれて大きな和となっていく…  そのために幸運の象徴と言われているのでしょう。

2.ツバメの巣があるところは災害がない

2つ目はツバメの巣がある場所はあると、災害はないとも言われている点が考えられます。

私たちも生活する上で自然災害のない環境の元で暮らしたいものですが、ツバメでも同じこと。子どもを安全に育てていくためには巣が自然災害の脅威にさらされるわけにはいきません。

自然の中で生きている動物は、人間では認識することができない危険回避能力が本能的に備わっていると言われます。ツバメもそのような能力を持っており、巣を作る時に災害に遭わないような場所を選ぶのです。

その結果、ツバメの巣がある場所は災害のない場所として理解することができます。

3.巣が作られると軒先が綺麗

玄関先の軒先はカラスなどの天敵から身を守ることができるために、ツバメが巣を作り子育てをするために絶好の場所だとされます。玄関に巣を作ることが多いツバメは、たくさん餌を雛鳥のために運んでくるため、餌を食べた親鳥の糞がたくさん落ちてしまいますよね。

しかし、その家に住んでいる人は玄関先に落ちている糞をこまめに掃除することにあるので、結果的に軒先が綺麗になるのです。

また、玄関は家屋の中でも幸運の入り口でもあるため、清潔にしておくことで幸運が舞い込んできます。

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