人にはざまざまな性格があります。中でも「ずるい人」と言われるタイプも、あなたの身近なところにいるのではないでしょうか?努力せずに物事をそつなくこなしていく。良く言えば世渡り上手ですが、悪い意味に取られることが少なくありません。
このような人をスピリチュアル的な観点で見ていくと、実に興味深いことが見えて来るのです。そこで今回の記事では、ずるい人の意味をスピリチュアリストの筆者が解説していきます。

ライター/myuza

九州出身、神奈川在住の男性です。 20年以上、スピリチュアル分野に関心を持ち、多くのスピリチュアリストの方々と交流をして、精神世界探訪をしております。 つたない経験ですが、人生に悩まれている方々の参考になるような情報をご提供させていただきたいと思っています。

ずるい人のスピリチュアルな意味

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真面目に頑張っているのに、ずるい人のせいで損をしまうということが往々してあるもの。「どうしてずるい人ばかりが徳をしているのだろう?」と納得の行かないことばかり見えてしまい、真面目にやっていることが馬鹿らしく感じたり。

しかし、スピリチュアル的に見ると、ずるい人は最終的にそれなりの報いを受けなければらならなくなっていくのです。

1.苦労を背負い込みすぎているということ

ずるい人をスピリチュアル的に見ていくと、自分自身で苦労を背負い込みすぎていることが少なくありません。これは自分だけが得することを中心に考えて行動しているためで、他人に対して平気で嘘をつく・相手を陥れようする結果と言っていいでしょう。

みなさんも「因果応報」という言葉を聞いたことがあるかと思いますが、良い行いをすれば良いことがあり、悪いことをすればその分だけ悪いことが自分に跳ね返ってくるという考え。スピリチュアルの世界で言うカルマの法則が働いた結果なのです。

2.苦労を背負い込みすぎているのはカルマのせい?

カルマの法則は、厳密に言うと、前世での行いが来世で全て自分に戻ってくるという法則。前項で触れたように良いこと・悪いこと全てが何れ自分に跳ね返ってくるわけですね。

常に他人のことを顧みず自分だけのことしか考えていないずるい人は、苦しく悪いカルマを背負うことになってきます。別の言い方をすると、悪い因果となる種を自ら撒いているようなもの。

良くない行いは必ず悪い出来事として大きく成長していき自分自身が苦しみ始末しなくてはなりません。もし、あなたの周りにずるく立ち回っている人がいても、何れは因果応報で苦しむことになるので、気にせずに自分が正しいと思う生き方をしてください。

ずるい人とはどんな人?5つの特徴

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では、ずるい人とはどのような特徴があるのでしょうか?ここで5つのポイントで説明していきましょう。

1.お金に貪欲

1つ目は自分の利益ばかり追求してお金に貪欲な人ですね。ケチな性格をしており、人のために自分のお金を使わずに他人の懐に依存するというタイプ。よくあるのは数人で食事をしたり、飲み会があると、割り勘せずに人の財布をアテにするという人です。

自分の欲しいものはたとえ高い物でも臆面もなく要求しているくせに、相手には安い物しかプレゼントしか贈らない。いわゆるセコい人と言っていいでしょう

2.見返りを求める

2つ目はいつも相手に見返りを求めるということ。そのため他人に何かの施しをしたとしても、見返りを意識して恩を売っているのです。

仕事でも仲間が忙しく困っている時に手伝ってあげても、それは自分が困った時に助けてくれることを期待している気持ちがあります。しかも、その見返りは自分がやったこと以上のことを要求しているので、余計に始末が悪いのです。

3.計算高い性格

3点目は計算高いという性格です。ある意味、頭の回転が速い人と言ってもいいかもしれませんが、損得感情が高くて計算高いと言えるでしょう。常に損得で物事を考えて行動している人。自分がこれからどのように立ち回るかで得することができるかや、人間関係において自分が有利な立場になれるかを優先して味方についたりする。この時の思考回路がフル稼働しているのです。

そのために人を平気で裏切ることをためらうことがありません。

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