4.飲酒の罪
4つ目はと酒を飲んでしまうこと。いわゆる飲酒。成人したなら誰でもアルコール類を口にしますが、お酒を飲むことで理性を失ってしまうことを仏教の世界では厳しく戒めていることから来ているのでしょう。
殺生・盗み・姦淫より罪深いことは、やはり宗教的な発想なのでしょうか?
5.嘘をつく
そして、嘘をつくことも地獄行きの条件となります。嘘は他人を惑わして多大な迷惑をかける大罪としてみさなれるのかもしれせん。
かつて、お釈迦さまも弟子たちに人を惑わす嘘は和を乱す行為とした厳しく戒めたと説いていることからも、その重さのレベルが理解できます。
この行為は嘘で罪なき人々を苦しめるということから起因しているのかもしれません。
地獄に行かない方法
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地獄に行く条件を見ると、ほとんどの人が対象になってしまいますね。では、私たちはどのように暮らしていけば、地獄に行かなくて済むのでしょうか?
1.仏教の世界では:念仏を唱えること
ちょっとばかり地味な印象を感じるかもしれませんが、地獄に行かない方法の1つに念仏を唱えるという方法があります。
念仏と言うと、どうしても仏教の世界になってしまいますが、決して仏教徒ではなくても問題はありません。念仏も「南無阿弥陀仏」でもいいですし、「南無妙法蓮華経」でもいいでしょう。
中には「般若心経」を覚えて唱えることもおすすめ。大事なことは心の中で信じる存在に対してこれまでの行いを懺悔して正しく生きようとする思いを宣言することと言っても良いでしょう。
2.キリスト教の世界では:主に救いを求める
では、キリスト教の場合はどうなのでしょうか?キリスト教と言えば、イエス・キリスト。この世界では「主に救いを求める」ということになるでしょう。
キリスト教の世界では、地獄が存在する理由を次のように記しています。神は悪魔と堕落した天使たちが神に逆らったために、彼らのために地獄を用意しました。これは神が罪を犯した人間と神を拒否した人間に対して罰を与える場所なのです。
そのために地獄に行かなくて済むためには神を受け入れることなのかもしれません。そして、神の子とされるイエス・キリストを信じて、悔い改めることが必要なのです。
地獄に落ちてしまった場合に救われる方法
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仏教の世界・キリスト教の世界観でも、共通していることは、「神仏を信じること」「神の意思に沿った生き方をすること」なのでしょう。
では、地獄に落ちたらどうやって救われるのでしょう?