脳だけでは意識のあり方を説明できないという事実

現在の科学では意識は脳に流れる電気を使ってさまざまなものを記憶することができるとされています。ただ心肺停止状態になることで脳に血流が行かなくなり、脳の動きは止まってしまいますよね。脳に電流が流れなくなると意識がなくなってしまうというのが従来の考え方。ただ蘇生医療の進歩から、実際は蘇生を経験した多くの人々が心肺停止状態で脳波に波形がみられない状態のときに起こったことを記憶しているという調査結果があります。これは脳だけでは心の問題でもある意識を説明することがもはや無理があるともいえるかもしれません。

臨死体験の調査からわかること

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世界には「死の淵」まで行ったという経験をした人がたくさん存在しています。一般的に臨死体験といわれるこれらの経験を調査した結果、現代の科学では明確に説明できない事柄が多くあるということがわかりました。これはヨーロッパやアメリカの病院で行われた脳や心肺が停止した約2000人の蘇生医療で蘇生した330人うちの101人の聞き取り調査の結果から分かったことです。

イラク戦争下で臨死体験をした女性の話から

ある女性のイラク戦争下での臨死体験。死を迎えようとしていた時彼女の意識ははっきりしていたとか。そして彼女は多くの意識体が集合して彼女をあの世へ向かわせるか現世に戻すかを話し合っていたといいます。彼女は現実の今の彼女の体の状態を客観的に見ていました。このまま現世に戻ると多くの障害を抱えてしまうことに危惧を感じた彼女は意識の集合体に「このまま戻さないでほしい」と懇願したとか。そこである程度の障害を残すことで現世に戻ることになったという臨死体験を語っています。

脳や心肺が停止していても意識は存在したとされる

蘇生医療を受けて蘇生した患者のうちはっきりと心肺が停止した時間に起こったことを意識として認識していることが調査結果でわかっています。通常意識を記憶する脳は心肺が停止すると数秒でその機能を失ってしまうとされていますから、心臓や肺が止まっているときの意識はないはず。しかし蘇生した人の中には心肺が停止していた間に鳴ったベルの音を確かに聞いたという人がいました。そのため脳や心肺が停止していても意識は存在していた可能性があるそうですよ。

死後も次に生まれ変わるまで意識は生き続けている

今までは科学的には何の根拠もないといわれていた死後の意識の存在。最近の著しい蘇生医療の進歩に伴って理屈では説明のつかない新たな疑問が存在することがわかってきました。私たちは「死」は全てがなくなってしまうものではなく死後にその意識が残ると考えることで「死」への恐怖が少しでも薄れていくとかんがえることができるでしょう。そして次に生まれ変わるまで意識は生き続けていくといえるでしょう。

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