3.新型コロナウイルスの風の時代の証
風の時代を大きく反映させた現象としては、新型コロナウイルスが挙げられるでしょう。このことにより、働き方が大きく変化したことは言うまでもありません。テレワーク・在宅ワークという勤務形態は、これまでの会社で仕事をするという場所の制約から解放され、好きな場所で働くことができ、いくつもの副業で収入を得ていくことが当たり前になっていきます。今までの大企業に就職して安定した生活を送るという考え方はすでに時代遅れと言ってもいいのかもしれません。
これからは、個人が重点となる風の時代であり、自由な働き方が主流となってくると思われるのです。
1.本当の自分を取り戻す
1つは本当の自分を取り戻していくという点が考えられます。これまでの土の時代では、お金・物質・地位という目に見える形を手にすることが豊かになることでした。風の時代に移ってくると、精神性・自由・平等・柔軟性・情報・知性など目に見えないものに価値感を見出していくようになってきます。
コロナの影響によるリモートワークもその1つでしょう。ビジネス社会の中では、何処でも働くことができる柔軟性が生まれ、上司・同僚などとの飲み会の付き合いが全くなくなってきたことで、自分の時間が増えて自分らしさを取り戻すことができるようになってきたのです。このように自己と向き合うことで自分を取り戻すことが風の時代の特徴と言ってもいいでしょう。
2.多様化する価値観を理解する
2つ目の変化は多様化する価値観を理解していくということ。前項で触れた新型コロナウィルスの発生は、占星術の世界では、宇宙の流れの1つと見られています。この流れはコロナ騒動を契機に人びとが土の時代に抱えていた課題を解消させて、風の時代の特徴である精神・知性・情報などの世界にシフトしていくことを指しているのです。
そして、これをきっかけに価値観が多様化してそのことを理解する人々が増えてきています。
3.見えない存在を意識する
3点目は見えない存在を意識するようになってくる点。最近は量子力学をテーマにした記事をネットでよく目にするようになりました。量子力学は、世の中にあるすべてのものの素になっている素粒子。このような目に見えないものにまで注目されているのも風の時代だからでしょう。
量子力学はスピリチュアルの世界で使われる「波動」や「周波数」として見なされることも。このことからこれまでスピリチュアルに全く関心のなかった人たちでも、見えない存在を意識するようになるのです。