言い伝え3 古事記に登場するハエ

日本の古事記の中にもハエにまつわる記述があります。あなたは古事記の中にあるアマテラスオオミカミが天岩戸に閉じこもったというお話を知っていますよね。この時世の中は闇に包まれ八百万の神々が「狹蠅(さばえ)なす満ち」という記述があります。このさばえなすとは、五月蠅ともいわれ大量に発生したハエがぶんぶん騒がしいように邪神で世の中があふれてしまったという意味。

言い伝え4 聖書では悪魔ベルゼブブがハエの王として登場

聖書の中にもハエにまつわる記述がありますよ。聖書に悪魔として登場するベルゼブブは「ハエの王」という別名があります。ベルゼブブは本来、イスラエルに存在していた豊穣の神であったそうですよ。ただ入植してきたヘブライ人によって邪神といわれるようになり、聖書には悪魔として登場することになったようです。

ハエのスピリチュアルな6つの意味

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ハエは古代から様々な形で私たちとかかわりを持ってきました。ハエは現代ではあまり良いイメージではありませんが、ハエにはスピリチュアルな意味があるといわれています。ここではハエが持つ6つのスピリチュアルな意味を解説しましょう。

意味1 ハエは変化を象徴する

ハエは「変化する」という生態がありますよね。そのためハエは、あなたに何らかの「変化」が訪れようとしていることを伝えているといえるでしょう。その変化はあなたにとって幸運をもたらすものであるか、悪い影響をもたらすことになるのかはわかりませんが変化に備える必要があることを示唆しています。すぐに起こる変化ではないかもしれませんが、あなたが注意を怠らないことが大切といえるでしょう。

意味2 面倒な執着心・ハエの羽音がとても気になるとき

ハエは飛び回るとき「ブンブン」という羽音がしますよね。この音はとても耳障りなものですが、いつも気になるというわけではありません。ただ、日頃はあまり気にならないハエの羽音も時として無性に気になるときがありますよね。

あなたがハエの羽音がとても気になるときは「今、あなたが何かに執着していないか」を考えてみましょう。ハエの羽音は「わずらわしい執着」を示唆しているといわれているのです。とくに人間関係における執着が危険という暗示。恋愛における執着はとくに注意が必要です。少し落ち着いてあなた自身の言動を見直してみる必要があるかもしれませんね。

意味3 運気上昇・ハエの死骸や瀕死のハエを見たとき

ハエの死骸や瀕死の状態を見たことはありませんか。ハエの死骸や瀕死の状態は、ある一定の悪い運勢の終焉が近いことを暗示しているといわれています。そのためハエの死骸や瀕死の状態を見るということは、新たな幸せなどをもたらす運気が舞い込むことを知らせているといわれていますよ。

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