人は色々な気持ちがあります。この気持ちは他人と共感することや意識を高めることなど人の感情によってさまざま。しかし、人間の思いの力が強いと奇跡的な力を発揮することもあります。そこで今回の記事では、思いの力についてスピリチュアリストの筆者が解説してまいります。

ライター/myuza

九州出身、神奈川在住の男性です。 20年以上、スピリチュアル分野に関心を持ち、多くのスピリチュアリストの方々と交流をして、精神世界探訪をしております。 つたない経験ですが、人生に悩まれている方々の参考になるような情報をご提供させていただきたいと思っています。

思いの力とはどんな意味がある?

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ビジネスの世界でも多くの企業が社員に向けて仕事を成功させるために「思いの力」を強く説いていることが多くなってきました。転職などでキャリアアップが重要視される時代にあて、自己実現のために自分の夢・希望・ビジョンを強く思い描き行動することで、ステップアップしていく。そのために「思いの力」が根源となってくるのです。

自分の目標・夢を叶えたいと思う時には強力なエネルギーが働くものですが、これこそ願いを現実を引き寄せる力ということになります。思いが無意識の部分に強力に働くとよって引き寄せる力がアップしていくと言っていいでしょう。

1.エネルギーがみなぎること

思いの力が強くなってくると、思念のエネルギーも強くなってきます。これはプロスポーツの世界を見ると理解できるでしょう。大きな試合に臨む選手が「自分もこうなりたい」という強い思って現実化。これからもエネルギーがみなぎっていることが分かります。

2.波動が高いこと

また、思いの力は波動とも密接な関係があります。波動が高い人は穏やかで気持ちの良い心で満たされている状態。ネガティブな思考を持っていると波動が下がってしまい、将来は悪い方向に進んでしまうことも。このことからも強い思いは自分の希望を具体的に現実化させていくためには、強い気持ちを持続させながら波動を高めるようにしていくことが大切です。

3.思いの力が強くてもネガティブな思念は注意!

思いの力で注意しなくてはならない点があります。前項でも触れましたが、ネガティブな思考を持つことはダメだという点。思いが強くなると現実化していく一方で、ネガティブな感情が強いと波動が低くなりそれを引き寄せてしまう。このような危険性をはらんでいます。そのために毎日の生活の中においても常に否定的な気持ちを持たないようにしなくてはならないのです。

ある意味、鈍感力が高い人の方がマイナス思考にならなくて済むかもしれませんね。

思いの力と思考力は違う?

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「思いの力」を考えた時に「思考力」という言葉も1つのキーワードして挙げられるでしょう。この2つは違うものなのでしょうか?

思いから放たれるエネルギーはそれだけ念が強くなりますが、「高い思考力」と混同してしまうことも少なくありません。

しかし、「思いの力」とは「思うエネルギーの放った強度が高いこと」であり、「高い思考力」とは「考え・思いを巡らせて解決策などの方法を模索する力が高いこと」を意味していると言っていいでしょう。

1.思いの力とは外に向かって放たれる

思いの力は思念エネルギーが外に向かって放たれる性格を持っています。これは自分からエネルギーを周囲の人・モノに向かって放っていることを指しているのです。

2.思考力は内なる力

一方で思考力は内なる力と解釈することができます。「考え・思いを巡らせて解決策などの方法を模索する力が高いこと」となるので、「高い思考力」は熟慮を重ねている時ほど、エネルギーの行きつく先は、自分の内面に向かっているのです。

その結果、「思う力が強くなること」は外に向かってのアピール・作用・影響ということで表わされ、「思考力が高くなること」は自分の頭の中での考えるという精神的な活動が鋭くなっていると言ってもいいかもしれません。

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