「夢で血を流していた」「血が印象的な夢だった」という人も多いのではないでしょうか。現実世界で血が出ると良い出来事としてはあまり捉えられません。しかし夢のシチュエーションによっては一転してポジティブに捉えられることもあります。

この記事では心理学を学ぶ筆者が、状態や対象、シチュエーション別に血の夢の11個の意味を解説しました。夢からのメッセージを受け取るために、ぜひ参考にしてみてください。

ライター/owl

心理学を学びながらwebメディアでの執筆も行っている23歳のフリーライターです。夢占いを中心にわかりやすく解説していきます。タロット、オラクル、ルノルマンカードも勉強中!

「血」が夢の中で暗示するものは?

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夢占いにおいて血は、あなたを取り巻く環境や運気に関わるモチーフだと考えられています。血が流れる勢いによって、状況の転じ方が表されていることが多いです。

また、血の状態や夢のシチュエーションによっても吉凶が左右されます。さまざまな要素について考え夢の内容を全体的に捉えることが、意味を考えるうえで大切です。

血の【状態別】で見る夢の意味2個

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夢占いにおける「血」は、状況や運勢の転じ方を表すモチーフです。ここでは血の状態について「色鮮やかな血」と「黒ずんだ血」の2つのパターンを取り上げ、それぞれの表す意味を解説します。

その1.色鮮やかな血の夢:エネルギーに満ち溢れた状態を表す

色鮮やかでサラサラとした健康的な血の夢は、あなたの生命力やエネルギーが強い状態を表すことが多いです。血が流れる勢いが激しいほど状況が変化するスピードも早いと考えられます。

ただし、あまりに積極的すぎて周囲と気持ちのズレが生じてしまったり、つい身体を酷使してしまったりする可能性もあるでしょう。自分のエネルギーをコントロールしながら行動するよう意識すると吉です。

その2.黒ずんだ血の夢:ネガティブな状態や感情を反映

黒ずんでドロドロとした不健康そうな血が出てくる夢は、あなたの中のネガティブな気持ちを表します。あるいはエネルギー不足な様子や健康面での不安がある状態を表すこともあるでしょう。

この夢を見たときは、心身ともに消耗し疲労が溜まっている可能性があります。何かしらのトラブルに巻き込まれやすくなっているので、積極的にリフレッシュする時間を取るようにするのがおすすめです。

血を流す【対象別】で見る夢の意味3個

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ここまで血の状態別に夢の意味を解説しましたが、誰が血を流したのかによっても夢の意味が異なります。ここでは、血を流す対象別に「自分」「他人」「ペット」の3パターンを取り上げ詳しく紹介しました。

その1.自分が血を流す夢:あなた自身の運気を暗示

自分が血を流す夢は、あなた自身の状態や運勢の流れを表しています。もしも血が勢いよく流れ出ている夢だった場合は、あなたが抱えていた問題が自然と解消されていくことを暗示しているでしょう。

ただし、流れ出ている血がドロドロしていたり色が濁っていたりする場合は、健康状態の悪化を示唆する場合もあります。日々の生活習慣を見直したり身体を休める時間を作ったりして、健康維持に努めましょう。

その2.他人が血を流す夢:周囲の協力で問題が解決することを示唆

他人が血を流す夢は、あなたが周囲からの協力を得ることで問題を解決できることを表しています。もしも血を流している人が知り合いだった場合は、その相手があなたにとってのキーパーソンとなることを暗示しているでしょう。

一方で、周囲の人の努力や犠牲なしには状況が好転しないとも捉えられるので、この夢を見たときは身近な人への感謝を忘れず、いつも以上に気を配るようにするのが吉です。

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