向き合い方3 大切なことは自分一人で決断しない
image by iStockphoto
身近な人が自殺してしまったとき、その人の思い出が詰まった場所などにはいたくないと考えてしまうことがありますよね。そのため遠くへ行くことを決めたりしたくなるもの。ただ悲しみに暮れているときは冷静な判断をすることがとても難しい精神状態といえるでしょう。さまざまな問題があるときも自分一人で決めることなく、信頼できる人に相談するといいでしょう。
とくに債務などの事務処理的なものは弁護士などの専門家に相談するという方法もあります。大きな決断をするときは、亡くなった人の知人や友人ではなく客観的に物事を判断できる立場の人に相談するといいですね。
向き合い方4 改善されないときは専門家に相談する
身近な人が自殺するということは精神的に大きなストレスといえるでしょう。そのため精神的にも身体的にもさまざまな症状が出てくることがあります。多くの場合は時間とともに少しずつですが癒されるもの。ただ時にはなかなか症状が改善されないことがあります。どうしても辛くて苦しいときは専門医を受診し治療することも大切でしょう。
精神科や心療内科というと行きにくい感じがしますが、現在では気軽にいくことができるようになっています。相談や話を聞いてもらうだけでもいいでしょう。また自分にあったセラピストや専門医を見つけることが大切ですね。
身近な人の自殺をしっかりと受け入れ前向きに生きていくことが大切
身近な人の自殺はとてもつらく苦しいもの。心が悲しみでいっぱいになり、なにもできなくなってしまうこともあるでしょう。ただあまりにも悲しみ前に進むことができないままではなくなった人も悲しむでしょう。亡くなった人のためにもあなたが悲しみを乗り越え、前向きに生きていくことが大切といえるでしょう。