症状2 感情の起伏が激しくなる
感情の起伏が激しくなり、急に泣きだす、怒りだすことが多くなってきます。その原因は自分にも理解できず、なぜかイライラすることや腹立たしくなってしまうことも。激しい感情の揺れ動きがみられるようになるようですね。
症状3 頭痛やめまい、食欲不振や不眠症などの体調不良
身体的症状として多く見られるものが頭痛やめまい、不眠症などがあります。身近な人の自殺にはとても大きな精神的なショックを受けるといえますよね。それは大きなストレスとなって身体に様々な影響を受けてしまうといえるでしょう。
さらに免疫力が低下し風邪を引きやすくなる、食欲不振や過食気味になる、動機や息切れ、胸の痛みなど多くの症状があらわれてしまうことも。
症状4 理由もなく動き回ったり今までできたことができなくなる
じっと動くことがないと亡くなった人のことを思い出してしまうために無用に動き回るようになってしまいます。無意識に動き回ることで何も考えないようにしているといえるでしょう。考えないことで自分の心を守っているともいえます。また今まで普通にできていたことが急にできなくなってしまうことも。
身近な人が自殺したときの4つの向き合い方
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身近な人が自殺で亡くなったとき、しっかりと死と向き合うことが大切といえるでしょう。ただ理性では理解できてもやはり心が拒否してしまうことがほとんどですよね。ここでは身近な人が自殺したとき、その死との4つの向き合い方を解説しましょう。
向き合い方1 友人や家族と話をする
悲しみに暮れたとき、一人になりたいと思いがちですとね。しかし、あなたの気持ちを素直に友人や家族に話すことが一番大切といえるでしょう。気持ちを素直に話すことで自分の気持ちを整理し、改めて見直すことができるようになるでしょう。
悲しいのはあなただけではなく家族や友人も同じように悲しんでいます。お互いに悲しみを吐露することで心が癒されることでしょう。同じ悲しみを共有することは大切なことですよね。また、お互いに定期的に連絡を取ることは前向きになるためにはとてもいいことといえるでしょう。
悲しみのあまり内面にこもってしまうということはうつ病などの精神疾患を引き起こす可能性もありますから注意が必要ですね。
向き合い方2 一人になることができる時間や場所を確保する
身近な人が自殺したとき、もあなたが一人きりになるということはとても難しいことですね。とくに亡くなったばかりの頃は、悲しみを感じる間もなくさまざまな手続きなどがありますよね。
仕事や学校を休めるとしてもほんの数日。一人きりになって自分の気持ちを整理するための時間や場所はほとんどないといえるでしょう。自分の心を整理するためにも一日に数時間、数分でもいいので一人だけになる時間や空間を作るようにしましょう。あなたの好きな趣味の時間を持つこともいいですね。