2.カラスアゲハ

カラスアゲハはアゲハチョウの中でも国内で最も多く目にする蝶の1つかもしれません。雄は真っ黒な羽根に青い筋があり目を奪われてしまいそう。北海道~九州まで全国的に見かける黒蝶で「カラス」という名前があるほどに真黒の姿が引き締まって見えるのです。

見ることができる時期は4月~9月頃で街の中で見ることはとんどなく、自然のある地域に生息。大きさは8cmまでなる個体もあり、夏になるほどカラスアゲハはかなり大きくなる性質があります。また雌は雄と異なり青い筋ではなく赤い斑点が目立っている点が特徴的でしょう。

3.ジャコウアゲハ

ジャコウアゲハの雄は香水のような香りを放っています。一方の雌は明るい褐色をしており、雄・雌の区別は簡単。雄の放つ成分はフェニルアセトアルデヒドであり、体長は4.5cm~6.5cm程度。クロアゲハ・カラスアゲハと比較すると小さな大きさであり、細長いために少しか弱いイメージがあるかもしれません。また、雄のビロードのような光沢の黒い色が非常に美しさを感じさせてくれます。

4.ナガサキアゲハ

体長が6cm~8cmほどになるナガサキアゲハは、日本産の蝶としては最大級のサイズとなります。このナガサキアゲハと日本だけでなく中国・台湾でも見ることができるアゲハチョウで東南アジアに広く生息。日本では近畿地方南部~南西諸島にまで広い地域で見られるアゲハチョウで江戸時代以降は九州でよく見られるようになったと言われているのです。

5.モンキアゲハ

モンキアゲハも日本では最大級の蝶の1つで黒い羽根の中に白い模様が特徴の蝶。6cm~7.5cmほどですが、羽を広げると11cm~14cmになることも。特に夏には大きなモンキアゲハを見ることができます。黒い羽根に黄色・白の斑点があり、雌は赤の斑点の大きさが大きくなっていく点もユニークな点でしょう。

筆者の体験:カラスアゲハが母のメッセンジャーだった?

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黒い蝶はこの世とあの世をつなぐメッセンジャーとご紹介しましたが、筆者もそのように思ったことがあります。それは実母が亡くなった時のこと。筆者が日曜日の早朝にジョギングをしていた時、何気なくカラスアゲハが待ってきたのですが、それと同時に実家の父から母が亡くなったとの電話連絡。

まるでアゲハは母の魂を連れてきたような感じがしたのです。実家に戻りつつがなく葬儀は終りましたが、とても不思議な印象でした。

黒い蝶を見た時は心を静めてスピリチュアルメッセージを聞いて

不吉だとされてきた黒い蝶。しかし、その裏に隠されたスピリチュアルメッセージはさらに深いな意味が隠されているかもしれません。蝶を見た時は心を静めてそのメッセージに耳を傾けてみてください。

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