3.安定しない飛び方が不安をそそる
3つ目は蝶の飛び方を見ていると、不安を感じてしまうなことも不吉なことを連想させてしまいます。あのヒラヒラとした頼りなさそうな飛び方が今にも人生を最悪にしてしまいそうなイメージを見る人に与えてしまうのかもしれませんね。羽根をパタパタとする姿は見る人によって受け止め方が様々ですが、どうしても弱々しく見えてしまうわけです。
1.死が近づいて来る
黒い蝶は、死の前兆とも言われてきました。これは黒い蝶だけでなく、蝶そのものに「失う」「死」という意味があるからなのです。このようなスピリチュアル的な意味があるために、どうしてもそのつながりから蝶に対して良くない印象を持ってしまう人が少なくありません。しかも、黒という色がネガティブで不吉な印象と捉えてしまうために、「黒い蝶=死」を連想させてしまうのでしょう。
しかし、「死の前兆」というだけに「人が死ぬ」「命を落とす」の前触れと早々に理解してしまうのが早計と言うもの。実際に本当に死んでしまうということではないのですから。
黒い蝶が教える「死の前兆」とは輪廻転生から見る「死と再生」のことと思ってください。古いことが終わり新しいことものが訪れるという意味で解釈していきましょう。そうすることで、いつまでも古いものに固執していると新たな繁栄が訪れないからです。
「ものことに執着していては進化することはできない」ということを黒い蝶は教えてくれているのでしょう。
2.家に入ってくると不吉なことが起こる
もう1つのジンクスは黒い蝶が家の中に入ってくると不吉が起こると言われるもの。どうしてこのような発想になったかと言うと、家の中に黒い蝶が入ってくること自体がそんなにあることではないという点に加えて、黒い色の姿をしている蝶がとても不気味に感じてしまうのかもしれません。そのことで人は不幸をもたらしてしまうのだと早合点してしまうわけです。
しかし、黒い蝶が家の中に入ってくることは決して不吉なことをもたらすことではありません。むしろ黒い蝶が中に入ることは良いことが起こる前触れとされているのです。吉兆を呼ぶ前兆であり、決して不運なことは何一つないのが本当の解釈だと理解していいでしょう。この時は人間関係において、あなたに素晴らしい未来をもたらしてくれるラッキーパーソンが現れるという暗示なのですから。
黒い蝶にはどんな種類がいる?
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ひと言で黒い蝶と言っても1種類だけではありません。
黒い蝶と言えば代表的なものがアゲハチョウですが、様々な種類があり黒い蝶を見る機会がかなりあるのです。春から夏にかけてアゲハチョウが木の周りを飛んでいることもありますし、どのようなものがいるのでしょうか?
1.クロアゲハ
1つはクロアゲハでしょう。クロアゲハはアゲハチョウ科に属しており、体調4.5cm~7cmほどのサイズ。羽根の表だけでなく裏側も黒くて黒い大きなアゲハチョウと言うと、このクロアゲハのことを指していますね。樹木が生い茂った場所の暗い空間をゆったりと飛んでいる光景をよく目にすることがありますが、アゲハチョウの中でも最もポピュラーな蝶ではないでしょうか。湿った地面で水分を摂っている姿はどことなく神秘的な印象を覚えます。