申年に収穫される梅はとくに縁起がいいといわれる2つの言い伝え

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あなたは申年に収穫された梅はとくに縁起がいいといわれていることを知っていますか?申年に収穫される梅を「申梅」といって昔の人々は大切にしたとか。ここでは申年の梅がとくに縁起がいいといわれる2つの言い伝えを紹介しましょう。

言い伝え1 平安時代の流行り病から村上天皇を救った梅だから

平安時代、村上天皇(926年から967年、村上源氏の祖)の治世のある申年の時に大変な疫病が流行しました。この疫病にかかって多くの人が命を落としたとか。村上天皇もこの疫病にかかってしまいましたが梅干しを食べ、福茶を飲むことで疫病が退散したといわれています。この言い伝えから、申年の梅を「申梅」と呼び、縁起がいいといわれるようになったとか。また「申梅」を「去る梅、病が去る」という言葉の語呂合わせから縁起がいいといわれるようになったという説もあります。

言い伝え2 江戸時代に疫病や飢饉から人々を守ったから

江戸時代の天明の飢饉の時、ウメの生産で現在でも知られている和歌山県にあった紀州藩では、平安時代の村上天皇の故事に従い、領民たちもこぞって梅を食べたことでほとんど死者が出なかったとか。また、豚コレラが流行したとき、梅干を食べていた人はり患しなかったという言い伝えがあります。いずれの言い伝えも申年だったため申年の梅は縁起がいいといわれるようになったそうですよ。

梅に期待できる4つの効果

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縁起がいい梅にはさまざまなスピリチュアル的な効果が期待できるといわれています。ここでは梅のスピリチュアル的な効果といわれている豊かさを象徴、仕事運が上昇する、良い縁談が舞い込む、魔除け・厄除けという4つについて解説しましょう。

効果1 梅の花は豊かさを象徴するため豊かな生活ができる

梅という漢字は豊かさの象徴。梅の花も豊かさを表すとされています。梅の花は、春一番に咲く美しい花。梅の花を見ると私たちは気持ちが明るくなり、人々をうきうきとしたお祝いムードにすることができますよね。人々を楽しませ喜ばせる梅は、多くの人を幸せにし繁栄することで人を集めることができます。お金も人の集まるところに集まってくるといわれていますよね。

梅をあなたの近くに置くことで人を喜ばせようという力が湧いてきますよね。その力はさまざまな形であなたに帰ってくるため豊かさをもたらしてくれるといわれています。

効果2 人とのつながりをよくするため仕事運が上がる

梅には人と人を結び付ける力があるそうですよ。美しい梅の花を見ることで全く面識のない人々もお互いに声を掛けたりするようになりますよね。仕事において、人間関係はとても重要。仕事上の人間関係をスムーズにすることができるような結びつきをあなたにもたらすといわれています。

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