「夢に桜が出てきた」「桜の木が印象的な夢を見た」など、桜にまつわる夢を見た経験がある人はいませんか?春に咲く花として多くの日本人から愛される桜は、その薄ピンクの小さな花から可憐な印象を受ける植物です。夢占いにおいても同様に、純粋なイメージのモチーフとして扱われる一方、ネガティブな意味が含まれることもあります。

この記事では心理学を学ぶ筆者が、桜の状態や大きさ、夢のシチュエーション別に桜の夢の10個の意味を解説します。

ライター/owl

心理学を学びながらwebメディアでの執筆も行っている23歳のフリーライターです。夢占いを中心にわかりやすく解説していきます。タロット、オラクル、ルノルマンカードも勉強中!

「桜」が夢の中で暗示するものは?

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夢占いにおいて、桜は純粋な愛情を表すモチーフです。春に咲く淡い色彩の花は、可憐で清楚な感情を示すことが多いと考えられるでしょう。一方で、桜は強い風に吹かれればすぐに散ってしまううえ、小さな花をたくさんつける花でもあります。

これは、周囲の意見や雰囲気に流されやすい様子を表したり、恋が未熟なまますぐに終わってしまうことを暗示したりする特徴です。また、夢のシチュエーションによっても意味が左右されることがあるので、さまざまな要素をあわせて解釈するようにしましょう。

桜の【状態別】で見る夢の意味3個

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桜の夢は優しく儚い愛情を表すことが多いですが、夢に出てきた桜の状態によっても意味が変化することがあります。ここでは、満開の桜や葉桜など桜の状態別に3つのパターンを取り上げ、それぞれ詳しく紹介しました。

その1.咲きはじめの桜の夢:微かな恋心の芽生え

咲きはじめの桜は、あなたに微かな恋心が芽生えはじめていることの暗示です。桜はあなたの持つ純粋な愛情を表すので、それが育ちつつあることの表れだと考えられるでしょう。

あるいは、恋が実りつつあることを示している可能性もあります。ただし、桜は一時的な感情の盛り上がりを表すこともあるので、完全に恋が実る前に気持ちが覚めてしまうかもしれません。その場の空気に流されていないか注意してください。

その2.満開の桜の夢:純粋な愛情の高まりのピーク

満開の桜が出てくる夢は、あなたの純粋な愛情が高まって、ピークを迎えていることを示しています。周囲とのコミュニケーションもうまくいきやすいので、新たな出会いが期待できたり、片想いが実ったりする可能性が高いです。

ただし、いっときの気持ちの盛り上がりで行動しているだけの場合もあるので注意しましょう。この夢を見たときに実った恋は未熟なまま短命に終わってしまうかもしれません。また、相手を想うあまり尽くし過ぎてしまいがちな時期なので、後悔しないよう慎重さを持って判断することも大切です。

その3.葉桜の夢:運気の安定を示唆

葉桜の夢は、運気の安定を表すと考えられます。葉桜は、緑の葉が出て青々とした爽やかな印象の状態です。夢占いにおいて、植物の緑はエネルギーで満たされている状態を表すことが多いので、葉桜もよい意味合いを持つと捉えられるでしょう。

この夢を見たときは周囲との関わり方も安定しているので、よりよい関係を気付けるのではないでしょうか。また、心身の状態も安定しているので、健康運も良好だと考えられます。

桜の【大きさ別】で見る夢の意味2個

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ここまで、桜の状態別に夢の意味を紹介しましたが、桜の木の大きさによっても夢からのメッセージが変わることがあります。ここでは、大きな桜の木と小さな桜の木の2パターンを取り上げ、それぞれの意味について詳しく解説しました。

その1.大きな桜の木の夢:健康状態を示唆

大きな桜の木は、あなたの心身の状態を表します。夢の中の木が青々とした葉をつけ立派で元気な様子であれば、あなたの健康運も上昇している証です。ただし、花が満開の場合、その良好な状態は長くは続かないので注意しましょう。

また、木が病気になっていたり葉を落としていたりする場合は、重大なトラブルに巻き込まれる可能性を表します。健康状態が悪化しているので、普段の生活習慣を見直したり、定期的に身体を休めたりする時間が必要だと言えるでしょう。

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