理由3 金運アップ・中国語の「金余」と同じ発音だから
金魚のルーツといわれる中国では「金魚」の発音が「チンウイ」。そしてお金がたくさんあって余るという「金余」も「チンウイ」。金魚と同じ発音になるため、金魚は金運アップが期待できるといわれるようになったそうです。
金魚は金色の魚体を持っているわけではないのに「金」という漢字が使われていますよね。その理由は、金魚鉢の中を泳ぐ金魚を横から見ると太陽光を反射してキラキラ輝き黄金色に見えるから。英語でもgoldfishと表記され、金運がアップする縁起のいい魚といわれています。
金魚の色による縁起の違い
image by iStockphoto
金魚の縁起は、その魚体の色によって違うといわれています。江戸時代ごろまでは日本の金魚は和金とランチュウがほとんどで、ほかの種類の金魚はいませんでした。明治時代に入ると諸外国から様々な金魚が輸入されるようになり、赤のほかに黒や白い金魚がみられるようになりました。ここではとくに風水的に縁起がいい赤・黒・白の色を持つ金魚を紹介しましょう。
縁起1 赤い金魚・魔除けや幸運を呼び込む
赤い金魚は日本に古くからある「赤は魔除け」という考え方から魔除けや厄除けの効果を期待できるとされてきました。厄除けなどには効果を発揮し、身代わりになってくれることもあるとか。もちろん幸運も呼び寄せるともいわれています。ただ風水では赤は「火」を意味し、火は紙を燃やしてしまいますよね。赤い金魚は金を燃やすとされ、金運とは相性が良くないといわれています。
縁起2 白い金魚・白い色は風水では「金」を表す
日本では古くから「白」は縁起のいい色といわれていますよね。金魚も同様に風水でも白は金を意味し、白い金魚は金運をもたらすといわれています。白い金魚を見ると金色に光って見えることがありますよね。キラキラと輝くように見える白い金魚は、キラキラしたものが好きなお金を引き寄せてくれるそうですよ。
縁起3 黒い金魚・黒色は風水では水を意味する
黒い金魚を見たことがありますか?黒は日本ではあまり良いイメージがありませんが、じつは風水では「水」を表し、金運をもたらす縁起のいい色とされています。
水はあなたの持つ悪い運気を浄化し、水の流れはお金の流れを円滑に行うとされているそうですよ。またきれいな水で飼育されている黒い金魚は、あなたにきれいなお金をたくさんもたらすとか。
金魚を飼うときの4つの注意点
image by iStockphoto
風水でも金魚はとても縁起がいい生き物とされています。ただ金魚の持つ風水上のよい運気をあなたがしっかりつかむためには、金魚の正しい飼い方を知っておくことが大切といえるでしょう。ここでは良い運気を取り入れるために金魚を飼うときの4つの注意点を解説しましょう。