霊感の強い子供への4つの対処法

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あなたの子どもの霊感が強いかもと感じたとき、あなたはどう対処しますか?子どもは親を信用してさまざまな話をします。そのなかに幽霊の話もあるかもしれません。その時あなたが「どうしよう。」と困惑すると子供自身もとても不安になってしまいます。「もう、見えないお友達の話はしない方がいいのかも」と内にこもってしまう可能性もありますよね。ここでは子どもの霊感が強いかもと感じたときの育児に大切な4つの対処法について解説しましょう。

対処法1 子供の話をしっかりと聞く

子供が見えないお友達や知らない人がいるといったとき、まずはじっくりと子供の話を聞いてあげましょう。子供の話を聞くときに大切なのは、最後までこどもにはなしをさせること。途中で子供の話をさえぎったりしないようにしましょう。あなたに話すことで子供の気持ちは落ち着いていくといえます。とくに子どもが怖がっているときは、「なぜ、いつ、誰が」ということを詳しく聞いてあげましょう。

対処法2 子供の話を否定も肯定もしないこと

子供の話を聞くうえで最も大切なことは子供の話の内容を「肯定も否定もしないこと」。親としてはついつい怖がる子どもに対して「幽霊なんていないよ!」と否定しがちですが、親から否定された子供の心は傷つきその後霊の話をしなくなるかもしれません。霊の話だけではなく子育てには、子供の話のすべてを否定しないことが大切といえるでしょう。

ただ幽霊や霊的な話を親がすべて肯定することもおすすめできません。親が肯定することによって子供は幽霊や霊の存在を確信し、さらに霊感が強くなってしまうかもしれませんよ。

対処法3 子供に霊を感じさせない環境を作る

子供が霊や見えない友達がいるという話をするようになった時、親御さんはできるだけ子どもの気をそらすような環境を作ってあげましょう。子どもと一緒に子供が興味ある遊びをする、本を読んであげる、お出かけするなど子供が霊の方へ気を取られないようにしてあげることも大切です。

また、子どもが嫌がる場所や行きたがらないところへ無理やり連れていかないようにしましょう。子どもは霊的な何かを感じているのかもしれません。できるだけ霊のことを考えないで済むような環境づくりが大切といえるでしょう。

対処法4 子供の様子に気を配る

子供の霊感が強いかもと思ったとき、子供の様子をしっかり観察することが大切です。ほとんどの場合、子どもが小さいときに見る霊的な存在は、子供自身に悪影響を及ぼさないといえます。そのため特別なお祓いや霊視などをする必要はないといえるでしょう。

ただまれに邪悪な霊が存在することがあります。霊の話をし始めた子供の様子に何らかの異変や危険を感じたときは、専門家に相談してみましょう。もちろん、あまりにも頻繁に霊の話などを子どもが繰り返すことが心配な場合も専門家へ相談することもひとつの方法といえます。

子供の霊感は大きくなるにしたがって弱くなる

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霊感の強い子供のほとんどは10歳になるまでには、霊の話をしなくなるでしょう。過去世の記憶が残っているといわれる子供たちも10歳くらいまでにはその記憶が失われているそうですよ。

子供たちは成長するにしたがって、さまざまなものに興味を示し、多くの知識を吸収するようになります。そのため霊的な特別な存在に対する考え方も変化していきますよね。

小さい頃の霊感は、子供の持つ純粋な心がもたらすもの。五感を通した良い環境づくりをすることが子供の健全な成長にとって大切といえるでしょう。

ただまれに大きくなっても霊感が強いままのこともあります。子供の霊感が強いままだと感じたときは、霊感をすべて否定するのではなく子供が嫌がることは避け、子どもがあなたに相談しやすい環境を作っておきましょう。

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