嫌な夢ばかり見てしまう6つの原因
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ここまで「嫌な夢」の種類や、スピリチュアルな意味を持つ夢の特徴を紹介しましたが、そもそもなぜ嫌な夢ばかり見てしまうのか疑問に思うこともあるでしょう。ここからは、嫌な夢ばかり見てしまう原因を6つ挙げ、それぞれのパターンについて詳しく解説します。
その1. 霊的なメッセージを受け取っている
嫌な夢を見てしまう原因のひとつに、霊的なメッセージが影響していることが考えられます。これは主に、スピリチュアルなメッセージを持つ夢に対して言えることです。あなたが普段気付けていない重要な事柄を強調するため、あえて嫌な内容の夢として表れているのかもしれません。
霊的メッセージが表れた夢は、あなたに何かしらの警告を行っていることが多いです。嫌な夢を見てそのままの状態にしてしまっていると、夢の内容が現実になってしまうかもしれません。嫌な夢を見て何かを思い出したり、心に引っかかることがあったりすれば、それらのことを普段から意識して生活してみましょう。
その2. 心配事が多い
普段から心配事を多く抱えている場合も、嫌な夢を見ることがあります。現実世界で解決が難しい問題に直面していたり、周囲の状況に振り回されて苦心することが多かったりすると、その考えや記憶がそのまま夢に表れてしまっていると考えられるでしょう。
これは、スピリチュアルなメッセージを持たない夢の代表的な特徴です。職場や学校など、心配事に関わりの深い場所が直接出てくることもあれば、夢での周囲の人物との関わり方が間接的にあなたの気持ちを表すこともあります。
あなたが現状に追い詰められ、その焦りや苦しみなどの気持ちが強くなってしまっている証なので、リフレッシュする時間を設けることも意識しましょう。
その3. 疲れが溜まっている
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疲れが溜まっているときに、嫌な夢を見ることもあります。例えば、体調を崩して寝込んでいるときやストレスが溜まってホルモンバランスが崩れているときなどが考えられるでしょう。また、忙しい時期が続いて休みが取れていないときにも心身ともに疲れが溜まっているので、嫌な夢を見やすいです。
これらの理由で見た嫌な夢は、あなたが自分自身のケアを蔑ろにしてしまっていることのサインだと言えます。嫌な夢が続けば睡眠自体もストレスになってしまい、さらに疲労が増してしまう可能性があるでしょう。心当たりがある場合は、身体を休めることをできる限り優先させるとよいかもしれません。
その4. 眠りが浅い
眠りが浅いと、嫌な夢を見る可能性が高いと言われています。部屋の電気を付けっぱなしにして寝たり、寝る直前までテレビやスマホを見続けたりすると、睡眠の質が悪くなり嫌な夢を見やすくなるでしょう。
また、二度寝をしたときも眠りが浅くなりやすいので、嫌な夢を見るだけでなく金縛りにもあいやすいです。睡眠は本来、身体を休めて疲れをとるために大切な行為ですが、浅い眠りばかりではそのような効果は期待できず、むしろ疲れが溜まってしまうこともあります。
もし、嫌な夢を見る原因が睡眠の質にあるという場合は、それまでの睡眠ルーティンを見直して、より深い眠りに入れるよう工夫してみましょう。
その5. 生活習慣が乱れている
生活習慣が乱れているときも、嫌な夢を見ることがあります。生活リズムが不規則になっていたり、栄養バランスの悪い食事ばかりを続けていたりすると、身体に負荷がかかりよい睡眠が取れなくなるので、嫌な夢を見てしまうことが多くなるでしょう。
特に、胃腸に刺激の強い食べ物やカフェインの過剰摂取、寝る前の暴飲暴食は睡眠の質を左右する可能性があると言われています。嫌な夢を見る原因がどうしても分からないという場合は、生活習慣を見直すのがおすすめです。
1日の食事量や内容を記録し、嫌な夢を見た原因が食べ物にないか毎日観察してみたり、適度に運動する習慣をつけて深い眠りにつきやすいような状態を作ったりと、さまざまな工夫ができるでしょう。