ヨガやアーユルヴェーダ・スピリチュアルが好きな方は聞きなれた言葉だと思いますが、【チャクラ】はインド発祥の考え方でヒンドゥー教の文献がもとになっていると言われています。この【チャクラ】は「心・体・魂」と深い繋がりがあり、瞑想やヨガを行う時に意識を向けるポイントです。
人間の体にあるチャクラは大きく分けて7か所あり、その7つのチャクラは虹色(赤・橙・黄・緑・青・藍・紫)と同じ7つの色から出来ていていることからレインボーチャクラとも言われていて、それぞれに対応するパワーストーンもあります。チャクラを整えることで心身ともに健康でいられると言われている為、数百~数万あると言われているチャクラの中でも特にレインボーチャクラは重要視されています。
今回は初めてチャクラを知った人にもわかりやすく「チャクラの色とパワーストーン」の関係をスピリチュアリストの筆者が解説していきます!

ライター/こんどうまろ

スピリチュアリスト。タロットと数秘術を使い無料で占いをしていましたが今はお休み中。アロマやヒーリングの技術を取得後スピリチュアルの世界に魅了され勉強しています。

チャクラってどんなもの?

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【チャクラ】とはサンスクリット語で「円・円盤・車輪」などを意味します。人間の体にはこの【チャクラ】が数百~数万あると言い、そこから気やエネルギーが出入りすると言われているんです。

ヨガや瞑想・ヒーリングなどでとても重要視されていて、チャクラを開くことで良いエネルギーを取り込みやすくしたり、全てのチャクラのバランスを取ることで心身ともに健康になれると言われています。逆にチャクラのバランスが崩れると病気になったり精神的に不安定になったりと、体や精神に悪い影響が出ることもあるのです。

【チャクラ】と【オーラ】の違いとは

【チャクラ】は人間の体の中心にあり車輪のようにグルグルと回転しながら、周囲のエネルギーを取り込んだり出したりしながら体の中のエネルギーを循環させています。主要の【チャクラ】は一直線に並びそれぞれの色を帯びているのに対し、【オーラ】とは生命が持つエネルギーでその人の本質を表す霊的なものです。

【オーラ】の語源はギリシャ語の「アウラー」ラテン語の「アウル」が由来と言われており共に「風」「輝き」という意味になります。【オーラ】も【チャクラ】もヨガを語源としている言葉で、スピリチュアルな関係です。【チャクラ】は【オーラ】を生み出す元となっていて、【チャクラ】が良い状態であれば【オーラ】も良い状態になっています。【チャクラ】から出るエネルギーによって【オーラ】の色が変化するのです。

 

【チャクラ】の色と【パワーストーン】のまとめ9選

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数百~数万のチャクラの中から、近年新しく登場した概念の第0チャクラを含む9つのチャクラに関して、対応する体の部位と色とテーマそしてパワーストーンをまとめました。それでは詳しく解説していきます。

1.第ゼロチャクラ(足の裏/ブラウン・ブラック)

全身に地球のエネルギーを取り入れる入り口となる別名「アースチャクラ」とも言われる【第ゼロチャクラ】。精神的に地に足を付ける(グランディング)は、樹木が大地に根を張ることと同じで基盤をしっかり作ることですが、ここがしっかり出来ていないと自分の考えかたを確立することが出来ず、他人に流されたり周りを過剰に気にしてしまうようになります。第ゼロチャクラがしっかり地球と繋がっていると、日常のストレスや怒りなどの蓄積したオーラの澱み(毒素)を大地へ放出し浄化することが出来るのです。

対応する【パワーストーン】は「モリオン」「ギベオン」「スモーキークォーツ」などがあります。

 

2.第一チャクラ(仙骨/レッド)

別名「ルートチャクラ」と言い「根・基底」という意味の【第一チャクラ】は生命エネルギーや本能を司っています

大地と繋がり根を張ることで地球からの恵みを受け取り、成長することを促すことが出来るのです。大地と繋がるということは家でいう土台部分で、そこがしっかりできていないとバランスが崩れてしまいます。第一チャクラが良い状態の時は、「熱意」や「強い意志」「忍耐力」などエネルギッシュでパワフルな状態になるでしょう。過剰に開きすぎると「攻撃的」「無責任」な行動が見られ、逆に閉じてしまうと「無気力」「実行力欠如」といった症状がみられます。

生命力を表す第一チャクラの【パワーストーン】は「ルビー」「ガーネット」です。

3.第二チャクラ(おへその下/オレンジ)

別名「セイクラルチャクラ」と言い、本来の自分らしさを司るチャクラになります。この場所は生殖機能の維持のため多くのエネルギーが必要となる場所です。おへその下にある生殖器は子宮で命を宿し育む場所であることから、愛を司る【第四チャクラ】と深く繋がっています。

【第二チャクラ】が良い状態の時は「魅力」「自信」「勇気」に溢れるでしょう。過剰に開きすぎると「中毒症」「享楽的」となり逆に閉じてしまうと「冷静さをなくす」「魅力がない」「ヒステリック」という行動や症状が現れることもあります。

対応する【パワーストーン】は「カーネリアン」「サンストーン」「オレンジガーネット」などです。

 

4.第三チャクラ(みぞおち/イエロー)

別名「ソーラープレクサスチャクラ」と言い自分を信じる力を司っています。腹部・みぞおち~胃の辺りに渦を巻いていて体の中心から前後に渦を巻きながら円錐状に広がっているチャクラで、自分の存在のあり方や社会との関わり方・自分を表現する自信や勇気を司るチャクラです。

【第三チャクラ】が良い状態の時は「冒険心」「解放感」「創造性」に溢れるでしょう。過剰に開きすぎると「自信過剰」「支配的」「協調性がなくなる」という行動が見られ、逆に閉じてしまうと「恐れ」「自信喪失」「自分本位」「意志薄弱」という症状が現れます。

対応する【パワーストーン】は「シトリン」「ルチルクォーツ」「タイガーアイ」などです。

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