<親の関係>

・胃宿 (近距離)
性格的に強い者同士ですがエネルギッシュで好奇心旺盛な面が共通し、相性は非常に良いです。衝突したら腹を割って話し合いましょう。
・蝶宿 (中距離)
張宿とは性格面で昴宿との共通点が多く、適度な距離感を保つことができるので3つの中で最高の相性。お互いが幸せになれる相手です。
・箕宿 (遠距離)
箕宿とはお互い純粋な部分が共通しており、心身共に支え合えます。中距離に次いで相性が良い相手。意思疎通を怠らない事が大切です。

友・衰の関係(婁宿・星宿・尾宿・觜宿・虚宿・角宿)

「友衰」の「友」は友好、「衰」は相手に何かしてあげたいという事を表します。昴宿が「友・衰」に惹かれる関係性で、考え方や価値観も似ており相性もとても良いですが、仕事関係などにおいては慣れあいになる可能性があるので注意が必要です。

次は、「友衰」の近距離・中距離・遠距離の相性について説明します。

<友の関係>

・婁宿 (近距離)
出会ってすぐに婁宿には好意を持てますし、婁宿が昴宿の理解者になってくれます。お互いの弱点を支え合える非常に良い相性です。
・星宿 (中距離)
正義感の強い星宿とはお互いに認め合えるとても良い相性。星宿にとって昴宿は憧れですが神経質なので、昴宿から歩み寄りましょう。
・尾宿 (遠距離)
尾宿は信念と努力の人。尾宿にとっても昴宿は憧れの存在。お互いに共通する部分があり、尾宿は昴宿にとっての良き理解者です。

<衰の関係>

・觜宿 (近距離)
頭の回転の速さが共通しており、礼儀正しい觜宿に好意を抱きます。会話のセンスもバッチリ噛み合い、お互いに認め合える関係性です。
・虚宿 (中距離)
虚宿は気品があり謙虚で、最初から気になる相手。虚宿は人と関わるのが苦手ですが、昴宿は別です。虚宿が支える関係になります。
・角宿 (遠距離)
行動力のある角宿に感化され、楽しいと感じられる相手です。遠距離の関係なので意思疎通をしっかり図らないと、縁が離れる事もあり。

安・壊の関係(参宿・危宿・亢宿・奎宿・柳宿・心宿)

「安壊」の「安」は、昴宿が支配したくなる相手。「壊」の相手からは破壊されるという関係性です。

恋愛・結婚の相性は一目惚れするほど強烈に引き合う関係性ですが、お互いに破壊し合いながらも離れられない腐れ縁。ビジネスにおいても、適度な距離を取る方が関係性はよくなるでしょう。

次は、「安壊」の近距離・中距離・遠距離の相性について説明します。

<安の関係>

・参宿 (近距離)
エネルギッシュな参宿は昴宿にとって刺激的ですが、距離が近付くにつれ次第に参宿の生き方に疑問を感じるように。破壊作用は弱です。
・危宿 (中距離)
お互い遊び相手としては魅力的に映りますが、危宿の危なっかしさに振り回されます。割り切った付き合いを。破壊作用は中です。
・亢宿 (遠距離)
真面目で礼儀正しい亢宿とは合いそうなのに、些細なことでぶつかり合う相性といえます。破壊作用は大です。

<壊の関係>

・奎宿 (近距離)
誠実で精神性の高い奎宿は周りから尊敬される相手ですが、プライドの高さや頑固さでぶつかると昴宿の手に負えない相手になります。
・柳宿 (中距離)
柳宿の自分本位さが昴宿の足を引っ張ることに。利用され、尽くすことのないよう割り切って付き合うのがおすすめです。
・心宿 (遠距離)
安・壊の中で一番破壊作用は強い相手なのに昴宿は心宿に強烈に惹かれてしまいます。付き合うなら最終的に受けるダメージを覚悟の上で。

危・成の関係(井宿・室宿・底宿・壁宿・鬼宿・房宿)

「危成」の「危」は危険、「成」は成功を意味します。性質は全く正反対ですが、自分にないものを補い合える補完の関係性。時には衝突もありますが、お互いに刺激も与えあえるでしょう。

お互いを分かり合うのに苦労する関係でもあるので、互いの違いを理解し寛容になることが大切です。次は、「危成」の近距離・中距離・遠距離の相性について説明します。

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