亡くなった人のために供養をする

突然亡くなった方は自分の死を「通夜」「葬儀」「法要」などの一連の儀式によって認識しやすくなるといわれています。残された人々は、亡くなった方が自分の死を認識しできるだけ早く天国へ向かい成仏することができるようにしっかりと供養を行うことが大切といえるでしょう。

また亡くなった人のために「感謝」の気持ちを込めてあなたの持つプラスのエネルギーを特別な儀式などを気にせずに送ってあげることも大切かもしれません。

亡くなった人の魂の浄化のために死後の世界に知識を伝える

image by iStockphoto

肉体が滅びてしまう「死」という現象に対する知識をしっかりと持っていることで人は自らの死を容易に受け止めることができるといわれています。

現代の科学で実証されたわけではありませんが実際に死を迎えたご遺体は、その体重が30パーセント減少するそうですよ。この体重の減少分が魂の重さなのではないかといわれています。

「死」は現世で多くの試練に耐え修業を終えた魂が霊界へ導かれるためには必要な出来事。それが突然の死であってもその魂は現世での修業を無事に終えたといえるでしょう。そして魂は霊界へと向かい、霊界でゆっくりと過ごす魂と次に現世に戻るための準備をする魂があるとか。どちらにしてもたとえ肉体が滅びたとしてもその人の魂は永遠に続いていくといえるでしょう。「死」はあくまでも次のステップへ向かうための登竜門といえますよね。

あなた自身がまっすぐにしっかりと生きていくこと

あまりに突然に大切な方を失くしてしまった人は、その悲しみが長く続いてしまうもの。しかしあまりに悲しみすぎると亡くなった方は成仏できないといわれています。親しい人の長く続く悲しみは、亡くなった方が残された人々を心配するあまり天国へ向かおうとする魂をこの世に引き留めてしまうかもしれません。

本当になくなった方が安心して次のステップへ足を踏み出すことができるように供養するためには、残された人がしっかりと前を向いて歩きだすことが大切といえるでしょう。

亡くなった方を完全に忘れるのではなく、亡くなった方のためにあなた自身がしっかりと人生を歩いていくことこそが最大の供養といえるでしょう。

亡くなった人のためにもしっかりと前を向いて生きていこう

突然亡くなった人は自分の「死」を認識するまでの時間がかかるもの。自分の死をしっかりと認識することで霊界への階段を上ることができるといえるでしょう。亡くなった方が天国への階段をしっかりと昇っていくことができるように残された人々は、しっかりと自分の人生を歩んでいくことがとても大切です。亡くなった人がしっかりと前を向いて進んでいくあなたを見ることで安心して成仏することができるのですから。いつかは残された人々も魂となって天国へ向かうことになるのですから、その時に悔いを残さないように前を向いて歩いていくことが大切ですね。

1 2