その1、承認欲求になってない?
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使命というと最初に思い浮かぶのが「人の役に立たなくてはいけない」という事。こう思ってしまうのは私だけではないと思います。人の役に立てることは素晴らしいことですが、それが一番にきてしまうと本当の願いから微妙にずれてしまうのです。もっと大事なことは人の役に立つのかどうかより、そこに自分が「本心からの情熱があるか」ではないでしょうか。
けれども育つ中で、親や社会的に求められ懸命に応えてきた人も多いですよね。もし制限がなく人から認められる必要もないという時あなたは何を選びますか?
気持ちを楽に持ち、自由な発想に立ち返ってみてくださいね。あなたの心が自由になり、損得なく自然に出てくるものに使命と言えるものがあるのではないでしょうか。
その2、遠くのものを探してない?
今は情報が溢れているので、自分の意思と関係なく情報が入ってきますね。中には虚栄心を刺激され、自分の足元を見るより遠くの華やかなものに憬れることも出てきます。けれど現時点で自分自身が持っているものをもう一度棚卸してみてください。
自分はすでに多くのものを持っていてその中に宝がある。そんな発想で考えてみると自分の才能や素質が少しわかるかもしれません。
障害を持っている人はできることが限られます。可能性が絞られるために、できるものだけに集中しなければいけない環境です。ですからそこに自分の使命を見つけ、人の心に響く活動をされている人が多くいますね。多くを持つことはマイナスとは限りませんが、そこから自分で選択していくことは難しいかもしれないとは思います。
その3、「見つけたい」という執着
探し物をしている時も同じですが、必死になって探しているときは案外見つからないものです。それよりも少しそこから離れてゆったりとした気持ちになり、心穏やかに過ごしていると突然思い出すこともあります。
眉間にしわを寄せて、自分の使命を一生懸命探しているときはなかなか見つかりません。それよりも好きな時間を過ごしながらのんびりしているほうがよい時もあります。直感が冴えて使命に繋がるものとリンクすもかもしれません。あまり焦らずに今の自分自身を受け入れて信じる、そして執着している心を手放ししていくことが大切です。
その4、「恐れ」の感情
自分の使命を真剣に探し出すと、「これをやりたい」という願いとセットで「恐れ」の感情が出てきます。自分は「これでやっていきたい」と思っているのに、純粋にそれに向かえない心のストッパーを感じるときなどです。せっかく大切な使命をみつけたのに足踏みするのはもったいないですよね。
あなたのもう一歩が進めない理由、そこにある「恐れ」を見つめてみてください。その恐れと向き合う事も「使命」を見つける過程でリンクされている青写真の一つです。「恐れ」に気づいて整理していくことも使命が持つ役割の一つなのですね。
4つの別の視点から探す
あなたは鳥の目、虫の目、魚の目という見方があることを知っていましたか。これは普段の自分の視点とは違ったところから物事を見るということです。それによって新しい気づきを得られて可能性を広げていきたいときに使います。
自分が見る視点はだいたい決まっていますよね。何か新しく気づきが欲しい時は、いつもとは違った視点から見ることがお勧めです。まずは4つの視点とはどのようなものかを見ていきましょう。
・鳥の目の視点 上から俯瞰して物事を見る
・虫の目の視点 小さな部分を見ていく視点
・魚の視点 流れを読む
・コウモリの視点 反転させて眺める