そこで今回の記事では白蛇が持つ神秘的な意味について、スピリチュアリストの筆者が解説していきましょう。
ライター/myuza
九州出身、神奈川在住の男性です。 20年以上、スピリチュアル分野に関心を持ち、多くのスピリチュアリストの方々と交流をして、精神世界探訪をしております。 つたない経験ですが、人生に悩まれている方々の参考になるような情報をご提供させていただきたいと思っています。
白蛇が示す3つのスピリチュアルな意味
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白蛇はその存在そのものが神秘的。個体としても大変珍しい存在であることは言うまでもありませんが、スピリチュアル的には白蛇にはどのような意味があるのでしょうか?
1.白蛇は神の使い
白という色はそれだけで神々しい雰囲気を持っていますが、白蛇はまさに神の使いとして信じられてきました。そのために非常に縁起が良い生き物とされて崇められてきたのです。
白蛇が神の使いであるという考え方はインドの伝説に由来しているのですが、古代のインドにおいては蛇が弁財天の使いとして祀られていた経緯があります。
七福神の1人でもある弁財天は大いなる財をもたらす神として知られていますが、その化身が白蛇だったのです。普通の蛇と比べても大変神聖な生き物であり、古来から縁起の良い存在としても多くの人々から信仰されてきたと考えられています。
2.白蛇は縁起が良い
前述の通り、白蛇はとても縁起が良い動物ですが、その恩恵に預かった人々の声をよく耳にすることがあります。白蛇にまつわる幸運の話は枚挙にいとまがありませんが、十二支では蛇を「巳」と呼んでいることはご存知のことでしょう。
実はこの「巳」の字の由来は胎児の形とされていることをご存知でしょうか?胎児=子供という観点で言えば。家族にとっては新たな生命の誕生であり、幸せの象徴と言ってもいいでしょう。
このことから白蛇は、子孫繁栄・幸福招来という意味合いを持っているのです。もし、白蛇に出逢うことがあれば、近い将来、多くの幸運を引き寄せてくれると思っていいでしょう。
3.白蛇は金運を高める
白蛇は私たちに幸運をもたらしてくれる縁起の良い存在。そのご利益は色々なものが挙げられますが、中でもよく知られているのが金運を高めてくれること。蛇は脱皮することで成長していく生き物ですが、脱皮すること自体が成長・進化することを意味しており、金運上昇に繋がっています。そのために蛇の抜け殻をお守りにしているという人も少なくありません。
そもそも蛇は縁起の良い存在
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いかに白蛇が神聖な生き物であり多くの恩恵をもたらしてくれるかがお分かり頂けたことでしょう。そもそも蛇自体がスピリチュアル性の高い動物。人によっては不気味さや威圧感を感じる方もいらっしゃることでしょう。しかし、蛇は古来から数々の幸運をもたらす縁起の良い生き物として信仰されてきたのです。
しかも、地域によっては蛇に対する信仰が龍神神話に発展していった場所もあるほど。その蛇にはどのような意味があるのでしょうか?
1.生まれ変わりの象徴
蛇は生まれ変わりの象徴として崇められることがあります。それは蛇が再生の象徴として信じられてきたためでしょう。蛇は1年の間に数回の脱皮を繰り返して成長していきます。脱皮することで古くなった皮膚が再生されて新たな段階へと大きく進化していくわけです。
そんな皮を脱いで再生と成長を繰り返す姿から、蛇は生まれ変わりを象徴する生き物として大切にされてきました。
2.龍神の眷属である蛇
蛇は龍神の眷属としてみなされてきた経緯があり、蛇は霊的なパワーを秘めていると言われています。眷属は人の願いを叶えてくれて幸福をもたらすために神の使いとしての役割を果たしている存在。蛇に出会うことがあったなら神の眷属として神聖な存在に出会うことができたと思っていいでしょう。
そして、その時は天からあなたにスピリチュアル的なメッセージを送っている可能性も。但し、そのサインは良いことばかりでなく警告的なサインの場合もあるかもしれませんので、その時点で出逢った蛇がどのような波動を放っているかや自身の感じた印象で判断する必要があります。