蝶々には色々な種類がいますが、アゲハ蝶などを見るとどのような印象を持たれるでしょうか?彼らは特別な存在あり、私たちに大切なスピリチュアルメッセージを示してくれる生き物でもあったのです。

そこで今回の記事では彼ら黒い蝶が示すサインの意味をスピリチュアリストの筆者が解説していくことにいたしましょう。

ライター/myuza

九州出身、神奈川在住の男性です。 20年以上、スピリチュアル分野に関心を持ち、多くのスピリチュアリストの方々と交流をして、精神世界探訪をしております。 つたない経験ですが、人生に悩まれている方々の参考になるような情報をご提供させていただきたいと思っています。

黒い蝶が持っているスピリチュアル的な3つの意味

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時折私たちの視界に飛び込んでくる黒い蝶は、この世とあの世をつなぐメッセンジャーとして知られています。彼らが示すスピリチュアル的な意味としては「死」「再生」「転機」とされており、不吉な前兆とみられることも。しかし、黒い蝶は必ずしも不吉なことを知らせる象徴だけではありません。一体どのようなスピリチュアル的な意味を持っているのでしょうか?

1.守護霊からの警告

1つは守護霊からの警告を教えてくれる存在とされています。人は3人以上の守護霊から見守られていると言われていますが、守護霊はあなたを見守るだけでなく指導したり人間関係や環境などを調整してくれる役割を担っているのです。そのために守護霊があなたに何かを伝えたい時、黒い蝶は守護霊の代理としてトラブルが近づいてくることを警告してくれます。

黒い蝶が現れた時は何かしらのトラブルの可能性があると思った方がいいかもしれません。但し、これは魂の成長を守護霊が促すための試練であり、余計な心配は無用です。

2.ご先祖様からのサイン

2点目はご先祖様からのサインというもの。黒い蝶はお盆の頃に現れることが多く、お墓や斎場の近くで飛んでいる光景をよく見かけます。蝶は人間の魂をあの世に誘う生き物として崇められており、幼虫~さなぎ~成虫という成長のサイクルも輪廻転生のシンボルとも見られているのです。その中でも黒い蝶はこの時期によく現れるためにご先祖様の魂の代わりとして見る人も。

黒い蝶を見た時はご先祖様があなたを見守ってくれていると思ってもいいかもしれませんね。

3.不幸が近づいている

黒い蝶は前述の通り、現世と霊界をつなぐメッセンジャーとしての意味を持ちます。このことから黒い蝶を見た時は親戚・家族・親しい人の不幸が迫っていることがあるかもしれません。お墓以外に河川の両岸を飛び交ってことも多く、三途の川を渡ることを連想させてしまうのです。愛する人が黒い蝶の姿を借りて感謝と別れを告げようとしていることもあるでしょう。

その一方で黒い蝶は不幸なことばかりでもありません。黒い蝶が命を尽きていようとしていたなら、それは大切な人の身代わりとなっていると思ってもいいでしょう。

黒い蝶が不吉とされる3つの理由

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元々、不吉とされてきた黒い蝶。その理由とはどのようなことから由来しているのでしょう?ここでは3つの理由について見ていきましょう。

1.黒色が連想させるネガティブなイメージ

一番大きな理由としては身体の色が黒であるということが考えられます。「黒い」という色はどうしてもネガティブなイメージがつきまとってしまうもの。幸運とは対照的な不幸の印象があるためにどうしても不吉な象徴と受け止められてしまうのかもしれませんね。

2.お墓でよく見かけてしまう

2つ目はアゲハ蝶をお盆の時期にお墓でよく見かけてしまうために、良くないことがあるのではないかと思われてしまうということ。前述の通り、黒い蝶をお墓で見た時はご先祖様があなたのことを見守っていたり、感謝の気持ちを伝えていることもあるので、決して否定的に思わないことが大切です。

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